Saturday, December 1, 2012

ポールと生きること



VW:ポールの秘書のように、うまくサポートしている風に見えるよね。

木乃実:うん。 それが好きなんだよね。
要するに、自分が楽しくて、自分が好きで、自分がやってる事だから、なんにも苦にならないわけよ。

昔はすごく、わたしがわたしが、って出しゃばっていく人で、前の旦那さんは、だからちょっと女の子みたいな
優しげな旦那さんで、わたしが一家の長のような感じだった。
きかん坊な女の子だったから、そんな結婚を一回経験してみたけれど、ある時に、
やっぱり女に生まれたという事は、女性性っていう、女の人の優しさとか気を遣ったり、フォローしたりっていう、女性が持っているそういう所を、もっと使いたいなぁと思った。

ポールに会ったときか、会う直前だったか、精神的にいろいろ変わっていく時期に、
わたしはどんな風に奉仕できるかっていう事を、考え始めたんだよね。
わたしの人生をどうしたいとか、わたしはこうしたい、ということじゃなくて。
上を見あげて、わたしの持っている能力をどんな風に、もっと大きな世界で使えますか? 役に立てられますか?
って思ったの。
地球でもいいし、宇宙でもいいんだけど、わたしが持っている才能が何かあるとしたら、ギフトがあるとしたら、
それをどうやって使ったらいいかな… わたしのギフトは何かなって、考え始めた瞬間があったんだよね。

その時に、何かすごく大きな事をやっている人をたてて、その人にエネルギーをあげて、
その人がもっともっと大きな事をできるような… そういうイメージはあったかもしれない。

だからポールを見つけた時、見つけた時っていうか…笑 ポールはすごい大きな事をしていて、
地球のためもそうだけど、宇宙的にもね、すごい事をしている人。
だけど多分、最初にポールに会った時に、講演会に来た時に、ポールちょっと痩せていたし、
疲れている風に見えた。
そのあとに会った時に、自然にマッサージしてあげていた。つき合う前にね。
わたしが彼にあげられる、サポート出来る事はなんだろうと思ったの。
マッサージしてあげたり、持っているモノをたくさんあげたいって思っていたんだね、きっと。

前の結婚はお互いにね、欲しい欲しいだったのよ。
あなたからコレちょうだい。向こうは向こうでコレちょうだいって言ってるから、もう引っ張り合いみたいなね。
そういう結婚を経験したからこそ、それがものすごく辛かったからこそ多分、
ただもうあげるっていう状態になれたんだと思う。

でも、ただあげているって思っているけど、その何倍も、彼からいろんなものをわたしは貰っている。
それはポールが木を植える時に言っているのと一緒で、「木を植える時には、僕たちは地球に愛をあげて、
お世話してあげて、地球を想ってあげる。そうすると、地球から何万倍も愛が還ってくるんだよ。」ってね。

今まで何かをあげる時は、ちょっと紐付きだった気がするの。
あげるギフトに紐が付いていて、”これあげるから、それちょうだい”そんな、釣りえさみたいな感じ。(笑)
紐付きじゃない、あげっぱなしっていう状態にできたときに、すごく気持ちよかったのね。

ポールがお金のことで、いろいろ悩んで苦しんでいる時にも、「わたし貯金があるから、わたし寄付するよ。」って言った。
彼とつき合う前にね。
そういう風にポンと、”今あるからそれ出すよ”と思えたのは、自分でも驚きだったけど、
彼にそういう風にできたのは、彼自身が、自分がカラカラになっても、自分の命さえもね、
全部、あげられる限りは人にあげるって、地球にあげるって。
そういう生き方をして来たからだと思う。

彼のあるだけのものは全部あげる、命まであげるっていうような、彼の愛がわたしにはわかったから、
多分、そういう人だから、わたしも”わたしも”ってなれたんじゃないかな。
ポールが、”これはあげるけど、これはあげない”という人だったら、わたしも同じだったと思うの。
わたしも”コレはちょっとあげるけど、コレはとっとこう”みたいなね。
それはお互いに同じだと思うのね。
お互い鏡に映しているようなものだからね。

ポールるがそうでなかったら、わたしは今のわたしじゃないと思う。
それはほんとうにそう思う。

VW:ほんとだね。未だにお互いに、出せるものを出し合って生きているっていうのは、変わってないでしょう?

木乃実:変わってない。全然変わってない。


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